寂光院とは?

寂光院 (じゃっこういん)は、京都市左京区大原にある天台宗の寺院。山号を清香山と称する。本尊は地蔵菩薩、開基(創立者)は聖徳太子と伝える。平清盛の娘・建礼門院が、平家滅亡後隠棲した所であり、『平家物語』ゆかりの寺として知られる。
寂光院の草創について、明確なことはわかっていない。寺伝では推古天皇2年(594年)、聖徳太子が父用明天皇の菩提のため開創したとされ、太子の乳母玉照姫(恵善尼)が初代住職であるという。しかし、江戸時代の地誌には空海開基説(『都名所図会』)、11世紀末に大原に隠棲し大原声明を完成させた融通念仏の祖良忍が開いたとの説(『京羽二重』)もある。哲学者梅原猛は、大原が小野妹子の領地であったことなどから、聖徳太子開基もありうるとしている。現在、寂光院はそうした草創伝説よりも、『平家物語』に登場する建礼門院隠棲のゆかりの地として知られている。

寂光院の詳細


ニュース


2堂“平成の大修理” 尾張のもみじ寺、犬山の寂光院
中日新聞, Japan - May 9, 2008
尾張のもみじ寺として知られる犬山市継鹿尾の寂光院で、「平成の大修理」が行われている。ともに国登録有形文化財の本堂と随求堂(ずいぐどう)の耐震補強などに対応するためで、一九五九(昭和三十四)年の伊勢湾台風で被害を受けて以来の大規模な修復工事となる。 ...

京都新聞

焼損の旧本尊を特別公開 寂光院、木造地蔵菩薩立像
京都新聞, Japan - Apr 26, 2008
京都市左京区の寂光院で26日、2000年5月の放火事件で焼損した旧本尊「木造地蔵菩薩(ぼさつ)立像」の特別公開が始まった。 旧本尊は鎌倉初期の作とされ、高さ2・6メートル。放火事件で焼失した本堂内にあり、焼損したが、劣化を防ぐために表面を樹脂加工する ...

平家物語ゆかりの寺火災 「京都消防」が示した力
J-CASTニュース, Japan - May 7, 2008
その後、女院は大原の寂光院に身を隠すが、2000年にこの寂光院は不審火で全焼している。 この寂光院を訪れた後白河法皇に、女院が涙ながらに回想する「六道之沙汰」は平家物語「灌頂の巻」の中心だが、2度の火災は焦熱地獄のなかの女院を連想させ、哀れを感じる。

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